« そろそろ回復 | トップページ | 作品のデジタル配信 »

2009年6月 2日 (火)

イラスト交換と二次創作

 中学時代からの友達が東京に来てる。
 わたしの腰痛は、喫茶店の椅子に耐えられるほどには良くなってないので、今回は残念ながら会いに行けない。

 同じ歳だが、中学時代の同級生ではない。
 わたしの中学時代には『イラスト交換』ってのが流行っていたのですよ。
 相手とは、雑誌のおたより交換コーナーで知り合うわけ。
 彼女との出会いは複雑、かつ、当時としてはありきたりで、わたしの同級生が彼女のイラ交相手と学年誌のコーナーで知り合い、その相手の音頭でイラスト研究会が立ち上がり、そこにわたしも呼ばれたという経緯。1号会誌(当然コピー本)ができた後かな、直接やりとりしたのは。

 イラスト交換って具体的に何かって言うと、郵政メールに自分の描いたイラストのコピーを添付して送るわけ。ウマがあった相手とは、たまに生原稿も交換する。まだカラーコピーがなかった頃の話だからね。カラーは生原稿しかない。
 今ならPIXIV、ちょっと前なら絵板(お絵かき掲示板)ってとこか。手軽でいいなあ。そんで、その時とは比べものにならないくらいの人数の絵が見れるもんね。

 中学から大学まで、イラ交は続いた。多いときは30人。ほとんどが雑誌の読者欄に、はがきイラストを投稿してた。
 もちろんわたしもやった。
 アニメージュや、今はなきアニメック・ファンロード。あと新聞の地方版。地方版はとりわけ大きく印刷してくれるので採用されると嬉しかった。
 題材はオリジナル絵だったり、アニメのアレンジだったり。
 ただ、中学はいると同時に、商業誌への漫画投稿を始めていたので、はがき一枚にじっくり取り組むのが性に合ってなかったのかもしれない、熱心にやったのは高1の一年間くらいで、あとはほとんど高校や学外の漫研の出す同人誌に、活動はシフトしていった。
 短大にはいると、当時の『パロディ同人誌』今の『二次創作』は「まだそんなことやってんの」的な雰囲気で、ちょっと肩身が狭かったな。
 実際、パロやめよう、同人誌やめて商業一本に絞ろう、とあがいてた時期もあった。
 ただ、中3くらいから、好きなアニメの続編捏造漫画やサイドストーリー作りを、オリジナル投稿との両天秤で続けてたので、どっちかオンリーって言うのは精神的にバランスが取れないんだ。

 デビューした後も、ずっとキャプテン翼の同人誌してたしね。実は、翼を一番始めに教えてくれたのが、今回の友達。わたしがパロ始めたときは、彼女自身はやめちゃってたんだけど、それまでどっぷりだった同人に、さらに首までつかるきっかけをくれたんじゃないかというかなんというか。

 もちろん、彼女はきっかけであって、続けたのは自分。

 翼のあとも、いろいろやったし、今もやってる。「漫画は商業だけでいい」とは割り切れないんだ。これは業かも。
 今、イベント出ると、絵柄的にも年齢的にも、やあ!わたくしあきらかに浮いてますねとか思うのですが、それでも描くのが楽しいから、迷いつつ出たり売ったりする。

 それにしてもこんなに長く続けるとは思わなかった。漫画というか同人というか、全部ね。
 デジタル化までして、描いているのだから、あっぱれとは思いませんか?20代の自分。30歳まで生きてる気がしないなんて言ってたおバカでしたが、未来のキミはかくも変わりなく同じ道を歩いているので、特に暗いとも明るいとも思わないように。

|

« そろそろ回復 | トップページ | 作品のデジタル配信 »

昔のはなし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539454/45212022

この記事へのトラックバック一覧です: イラスト交換と二次創作:

« そろそろ回復 | トップページ | 作品のデジタル配信 »